「テキスト圧縮の有効化」を指摘されたとき
PageSpeed Insights 改善方法.
ブラウザでどういう風に確認すればよいかに関しては web.dev にテキストの圧縮を有効にするというページがあるので,これを参考にすればよい.
まず今利用しているサーバーで自動で圧縮されていないか確認する
といっても,PageSpeed Insights で警告が出ている場合,圧縮されていないことが分かる.
この警告はどういうことかというと,最近のブラウザには解凍機能が備わっているので
ウェブサーバーの方でテキストなど圧縮されていないデータは圧縮してから送るようにしなさい.
ということを言ってくれているのである.
最近のサーバーの方は設定をしてやりさえすれば自動的に圧縮してくれる.
例えば,xserver は現在(2022/03),brotli で圧縮されている.
そこで,ちょっと検索してみると,「gzipより圧縮率の高いBrotliをエックスサーバーで使う」というページを見つけることが出来た.詳細は上記ページを参考にしてもらえばよいが xserver では勝手に対応してくれていた.
レンタルサーバーを利用する場合はこの辺りも踏まえて選択することをお勧めする.
.htaccess の書き方
サーバーの方で初期設定で圧縮になっていない場合,例えば,deflate の圧縮なら以下のように設定する.
もちろん,MIMEタイプがサーバーで設定されていなければこれだけでは動かない.
サーバーによっては text/xml ではなく,application/xml の場合があるので注意する.
<IfModule mod_deflate.c>
AddOutputFilterByType DEFLATE application/atom_xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/javascript
AddOutputFilterByType DEFLATE application/rss+xml
AddOutputFilterByType DEFLATE text/plain
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html
AddOutputFilterByType DEFLATE text/xml
AddOutputFilterByType DEFLATE text/css
AddOutputFilterByType DEFLATE image/svg+xml
</IfModule>
PageSpeed Insights 対策
PageSpeed Insights 対策の一覧.他の対策は以下を見てください.- CLS (Cumulative Layout Shift) とは
- LCP (Largest Contentful Paint) とは
- FID (First Input Delay) とは
- Youtube での複数動画を埋め込みページの高速化
- オフスクリーン画像の遅延読み込み
- ウェブフォント読み込み中の全テキストの表示
- 次世代フォーマットでの画像の配信
- 第三者コードの影響を抑えてください
- 静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信
- FCP (First Contentful Paint) とは
- タップ ターゲットのサイズが適切に設定されていません
- 不適切なアスペクト比の画像が表示されています
- リンクはクロールできません
- 背景色と前景色には十分なコントラスト比がありません
- リンクに識別可能な名前が指定されていません
- 適切なサイズの画像
- ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした
- 「INP の問題」の改善方法
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