「タップ ターゲットのサイズが適切に設定されていません」と言われるとき
PageSpeed Insights の仕様がまた変わっていたので,新しいPageSpeed Insights 対策.
新たに「ユーザー補助」「おすすめの方法」「SEO」の項目が現れた.
その中の SEO の中に「タップ ターゲットのサイズが適切に設定されていません 56% でタップ ターゲットが適切なサイズに設定されています」などのように警告が表示されるようになった.
下の説明文には
「ページをスマホ対応にして、ピンチ操作や拡大操作なしでコンテンツを読めるようにします。」
とある.
「詳細」のリンクをたどると
「48 px à 48 px よりも小さいか間隔が 8 px 未満であるターゲットは、この監査に失敗します。」
と書いてある.
なので,スマホの時はリンクの間隔を 8px 以上に開ける必要がある.
タップ ターゲットのサイズを適切なものにするには
タップターゲットのサイズが適切でないのページに対策方法が書いてある.
具体的には
- タップ(クリック)できるターゲットのサイズを大きくするために padding を大きくする方法
- ターゲットの間隔を広げるために margin を大きくする方法
である.
ただし,8px 以上開けていてもどうも警告が消えないケースがある.
「少なくとも」と書いてあるので絶対ではないらしい.
少しずつ大きくしていって警告が出ないサイズまで大きくする.
このサイトの場合は上部にある「パンくずリスト」と下にある「タグクラウド」で警告を受けた.
まあ,確かに小さいと言えば小さいので素直に修正すると警告は消えた.
PageSpeed Insights 対策
PageSpeed Insights 対策の一覧.他の対策は以下を見てください.- CLS (Cumulative Layout Shift) とは
- LCP (Largest Contentful Paint) とは
- FID (First Input Delay) とは
- Youtube での複数動画を埋め込みページの高速化
- オフスクリーン画像の遅延読み込み
- ウェブフォント読み込み中の全テキストの表示
- 次世代フォーマットでの画像の配信
- 第三者コードの影響を抑えてください
- 静的なアセットと効率的なキャッシュポリシーの配信
- FCP (First Contentful Paint) とは
- テキスト圧縮の有効化
- 不適切なアスペクト比の画像が表示されています
- リンクはクロールできません
- 背景色と前景色には十分なコントラスト比がありません
- リンクに識別可能な名前が指定されていません
- 適切なサイズの画像
- ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした
- 「INP の問題」の改善方法
ご質問等ありましたら,お手数ですが弊社の個人情報保護方針をお読み頂いた上でフォームからお願い致します.
※このページと無関係な内容のセールスはご遠慮ください.