検索順位とクエリー(検索単語)の両方で考えたことありますか?
弊社では無料の検索順位チェックツールを作っているほど,検索エンジンの順位に関しては気にしている.
実際のところ,検索順位を上げることはどのくらい売上に貢献するのだろうか?
検索順位だけで考えてもクエリー(検索単語)だけ考えてもダメ
ホームページを作り始めた人たちほど 1 位にこだわる傾向があるように思う.
実際,20 年以上ホームページに関わっていれば 1 位になること自体は重要ではあるが,それだけ切り取っても意味がないことは分かる.
1位になればいいと思っていませんか?
自社の商品の一般名詞で一位を取りたいと皆さん思われる.
例えば,仮にだが自社で「切断機」を作って売っていると仮定しよう.
その場合真っ先に思うのは
「切断機」という単語で一位になりたい
だろう.
では「切断機」で一位になれば万々歳といえるだろうか?
実際にその切断機で切断するものは何だろうか?
木材なのか?鉄骨なのか?ガラスなのか?
対象物によって切断の仕方が変わってくる.
検索者がどういうつもりで「切断機」という言葉で検索してくるかを考えるべきである.
- 切断機
- 電動丸鋸
- 電動丸のこ
- チップソー
ちょっと考えるだけでもこれだけの単語が出てくる.
Google トレンドで調べてみる.
どの単語をテーマとしてページを作ればよいだろうか?
上のリンクをクリックして実際に確かめてほしい.
ビッグワードの場合
上のリンクをクリックすると多く検索されている単語は分かったと思う.
そうであれば,その単語をテーマとしてページを作って大丈夫だろうか?
その単語で検索順位 1 位をとれる自信はあるだろうか?
例えば,木材を切断したい人がいたとして,どのように検索してくるだろうか?
上のような「切断機」で検索するだろうか?
普通に考えるのは
「木材 切断機」
ではなかろうか?
つまり,「木材 切断機」より「切断機」の方がビッグワードといえるが,「切断機」をテーマにするより,「木材 切断機」の方が本当に探している可能性は高くないだろうか?
「切断機」
で探している人は「切断機」とはなんぞや?と調べている可能性が高く,あまり具体的に購入しようとしていないかもしれない.
「木材 切断機」の方が切実感がある.実際に探してるように感じないだろうか?
スモールワードの場合
つまり,「木材 切断機」の方がスモールワードとなる.よくいうロングテールというのはこういうことである.
では,「木材 切断機」で一位を目指せばよいのか?
それはそうなのだが,例えば販売している「切断機」が充電式の取り回しのしやすい小型の切断機だとしたら,
「木材 小型切断機」
「木材 充電式切断機」
の方が親切ではなかろうか?
要は競合の多さや自社で扱っている商品の種類によって,どこまでレベルを下げていけばいいかは一概に言えないのでよくよく検討する必要がある.
ほどほどに検索されているクエリーが重要
上の例でいえば,木材の切断機を製造・販売していたとして,
「木材 切断機」
「木材 小型切断機」
「木材 充電式切断機」
のように検討すべき検索クエリー(検索単語)はパッと考え付くだけでも,三種類もあるわけである.
そして,スモールワードになると Google トレンドや キーワードプランナーでも差が分からない時がある.
そうなると実際に作って,アクセスを見ながら調整していくしかないわけである.
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