サイト訪問者分析
ホームページを作成した後に気になるのは
「閲覧しに来た方がサイトに満足して帰っているかどうか」
です.
そのためにサイト訪問者分析が必要です.
サイト訪問者分析とは何を目的とするどのような分析なのか
満足して帰っているかどうかは直接その人に聞いてみないと分かりませんが,どのような属性の人がどのようにページを見ているかが分かればある程度予想は出来ます.
- 訪問者がどういう人か
- 訪問者がどのようなページをどれくらい見ているか
例えば,
1ページしかみていなくて,しかも真ん中の部分を10秒ほど見て終わっている人
がいたとします.
その情報だけでは「その部分の説明や図を見た」という事実しか分かりません.
しかし,訪問者が競合会社であれば,しっかり理解しただろうということは想像できるし,この部分が気になる何かがあるのだなということが分かります.
もし,訪問者が既存のお客様なら以前購入していただいた商品を確認しているのだなということが分かります.
短い部分を少ししか見ていなくても属性(状況)によって獲得できる情報は変わってくることが分かります.
どのような人が見に来ているか
そのように見ている人によって見ているページの持つ意味も変わってくることは分かるでしょう.
そういう意味でもサイト運営者としてはいつどんな人が来ているかというのは気になる情報です.
- どのような業界の人が来ているか?
- どのような会社の人が来ているか?
- 学生は見に来ているか?
- 夜に見に来る人はどんな人なのか?
- 通勤時間帯に結構見られているな?
など.
特に展示会に出展した直後や新商品を発表したり,プレスリリースしたり,テレビで取り上げられたりした後にどのような属性の人が見ているかは気になります.
レクタスのツールではこれらがある程度(whois情報)まで分かりますし,問い合わせをした人やメール配信からアクセスされた人の場合は人の特定まで出来ます.
追跡・トラッキング機能参照
つまり,追跡・トラッキング機能はメール配信システムやウェブフォームシステムと合わせて使用することにより効果をさらに発揮します.
サイトの中のページをどのように遷移して見ているか
アクセスした人が自分の作ったサイトをどのように見ているかは制作した側からすれば伝わっているのかを含めて気になる情報です.
- トップから入った人が迷わず欲している情報にたどり着いているか
- 検索エンジンからアクセスしてきて,ぐるぐるさまよっていないか
- 何度も往復しているページはないか
いろんな方の遷移を見ていればサイトの分かりやすさが分かります.
ページの中をどのように見ているか
ページにたどり着いてはもらったものの,実際にページを見ているかどうかは別の話です.
- スクロールを全くせずにそのまま閉じてしまった
- 動画の部分で4分ほど止まっていた
- 説明部分はさらっとしかみないで,いきなり問い合わせされた
ページが意図したように見られているか,もしくは閲覧側からすると見にくい画面になっていないか,必要な場所までスクロールでたどり着けているでしょうか?
最後まで見ていなかったからと言って満足していないとは限りません.
必要な情報に満足して閉じていることもあります.
スクロールの回数とその場所での滞在時間を見ればある程度は予想できます.
つまり,ページの遷移状況の把握だけでは不十分でページの中をどのように見ているかが重要になってきます.
これは実店舗のことを考えればわかります.
お客様の動線(歩いた経路)だけをみるより,何を見ていたかが重要です.
そのためページのテーマが分散していると余計にページ閲覧機能が重要になってくるのです.
このように実店舗でお客様をじっと見ていることもあると思います.
実は同じことかそれ以上のことをネットでは把握できるのです.
そして,そのお客様の動向の把握はサイト改善に役立ちます.
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