日々のホームページ改善について
ホームページの改良というと皆さんはどのように行っているでしょうか?
Google analytics 見てます
こうおっしゃられる方は多いと思います.
「アナリティクスを見てどのように改良していますか?」
と聞くとほとんどの方は
「見ているだけ」
と回答されます.
ホームページ・マーケティング勉強会参加者の方々でも,アナリティクスのデータを整形して PDF 化している方もいらっしゃいますが,それを使って何をしていますか?と聞くと,事業部に報告しているだけとおっしゃられます.
その後の活用を聞くと「見せるだけ」ということで実際にアクセス数を増やすことに活用していない企業がほとんどです.
しかし,実際問題として,アナリティクスでは活用は難しいです.
様々なことが見ようと思えば見れるように設定は出来ますが,その設定が分かりにくい上にそもそも何を見ればよいかがわかるような画面になっていないことが原因です.
まず,どこの数字を見るべきか
拙著「心に触れるホームページをつくる」でも触れていますが,ホームページへのアクセスを増やし,引き合い・問い合わせを増やすためには見るべき分析箇所があるのですが,これはアナリティクスで見ようとしてもクリックしていかないといけませんし,一覧性も悪いので見にくいです.
アナリティクスの目的は恐らく生の数字をそのまま出すことだと思いますので,アナリティクスが悪いわけではありません.
そこで,弊社の提供するアクセスログ解析であれば,どの情報が必要であるかを考えた上で情報を取捨選択し,改良しやすいように表示するようにしています.
実績について
先ほどのホームページ・マーケティング勉強会のページにもある以下のグラフを見ていただくと分かりますが,実際にアクセス数が増えています.
これは参加している方が地道にホームページを変更していったからです.
勉強会に参加すると
どのような作業をすれば,どのようにアクセスが変わるか.
が分かるようになっていき,実際にアクセスが増えるのでモチベーションが上がり,また引き合いが増え,売り上げが上がるにつれて周囲の理解も深まり,長く続けることが出来ています.
なぜ改善できないか
では,売上増加することが分かっているのに
「なぜ改善しようとしないか」
ですがこれは主なものとして 2点 あげられます.
本当に引き合いが増えるのか?
そもそも,ホームページから引き合いが来たことがほとんどないので,実感として引き合いが来ると思えないということがあります.
実際,現在勉強会に参加されている企業の方にも,最初,
「毎月ホームページを少し変更するだけで引き合いが増えていくという話を聞いたときは怪しいなと思った.」
と言われたことがあります.ですから単純に怪しいのだと思います.
「検索エンジンのことが誰にも分からない」というのが一番怪しい部分でしょう.
「分からないのにどうしてアクセスを増やすことが出来るのか?」です.
これに関しては一言で説明するのは難しいです.
勉強会に一度でも参加していただければ納得されると思います.
どのようなことをして,どのようにアクセスが増えたかがわかると共に上記実績のグラフが嘘でないことが分かるからです.
日々の他の業務で忙しい
ログ解析で改善点は分かっても,「他の仕事で忙しいので変更しない」ということもあると思います.
しかし,ホームページの改良は営業と一緒なのです.
企業は営業して販売して利益をあげなければ存続出来ません.
そういう意味ではホームページの改良こそ最優先すべき事項なのです.
パンフレット作ってもすぐには売上が上がりません.
展示会も現在(2021年)のコロナ禍の中では微妙な状況です.
今こそ,ホームページに力を入れる時なのです.(本当はコロナとか関係なく最優先ですが.)
リアルの仕事力も強くなる提案
「日々の業務で忙しい」以外にも「書くネタがない」といわれることもよくあります.
当番制にする
ホームページを書く作業を当番制にするのです.
一人の担当に背負わせず,みんなで行います.
実はホームページを書くことは自分のスキルを磨くことになるのです.
企業にとっては独り占めさせない方がよいでしょう.
営業が書くメリット
営業がページを書くことになるとネタをどう探すかが問題になりますが,答えは簡単です.
「お客様に聞く」
もっと具体的にいうと
「弊社の商品・サービスのどこが良いですか?」
と聞けばいいのです.
- お客様にしっかりヒアリング
- 自社の有利・不利を客観的に把握
- 自社商品の紹介が出来る
つまり,自社商品の理解やお客様の立場の理解が深くなります.
営業力が上がります.
開発が書くメリット
開発の時に工夫した点を書けば,「そんなところまで考えて作っているのか?」など好意的な目で見られるだけでなく,自分のアピールにもなります.
また文章を書くということは責任が伴ってきますので,開発時に仕様にさらにこだわるようになります.
特に
「なぜ,その仕様で良いのか?」
という部分です.
「誰がこんな機能使うの?」
「分かりにくいんだけど,誰がこれで使えるの?」
と思うような商品を見て悲しくなることがありますが,その時思うのは
「開発している人は使う人のことを考えているのかな?」
ということです.
ホームページを書くということは見る人のことを考えるということに繋がります.
結果的によい商品の開発に繋がります.
皆で確認する
営業や開発だけでなく,総務や人事や経理が書いても面白いと思います.
普段,「気になっていること」や「こうすればよいのにと思うこと」を発信することは社内の活性化や社外へのアピールにもなります.
レクタスのアクセスログ解析ではページ毎に検索エンジンからのアクセス数が簡単に分かりますので,だれが書いたどのようなページが人気があって,よく見られているのかがわかります.
ページ閲覧解析機能を使えば,各人がどのようにページをスクロールして,どこをクリックしたかなども一目でわかります.
どのような文章がよくみられているかを客観的に把握することが可能です.
アクセス数を比較して,競い合うのも面白いと思います.
報酬が加われば,さらにモチベーションもアップするでしょう.
ホームページで営業力・開発力アップ
以上のようにホームページを皆で書く習慣をつければ,皆の業務遂行力はアップします.
本来の目的は売上アップですが,副次的な効果として営業力・開発力など各個人のスキルもアップしますので,ページコンテンツを考えない手はないと思いますが,このページを読まれた方はどのように思われるでしょうか.
ご質問等ありましたら,お手数ですが弊社の個人情報保護方針をお読み頂いた上でフォームからお願い致します.
※このページと無関係な内容のセールスはご遠慮ください.